青いバスタオル [ごんのすけ+コロネ]
この猫のバスタオルは、
ごんのすけにとってはライナスの毛布のようなもの。
ごんのすけが赤ちゃんだった頃から、ずっといっしょ
(洗濯して別のものに取替ることもあるけど)
いつも、このバスタオルの上で丸くなってます。
……てことは、もうかれこれ13年もこれを使ってるのね!
どうりで、色は薄くなってるし、繊維も抜けて
最初の頃のフカフカした手触りもなくなってる。
だけど、
ごんのすけのお気に入り
あ、コロネもお気に入りね
このバスタオルのことは、話すとちょっと長くなりそうだけど。ごんのすけは、犬猫霊園で催されていた里親コーナーにいたのをもらい受けてきたのだけど、実は引き取るときに里親コーナーの担当の方たちはとても慎重な態度で臨んでいて「人が良さそうな人たちでも(ギロリ)仔猫を商売に使う人がいるんですよ(ギロリ)」怪しい人には絶対に里子には出さないって感じでした。商売って、三味線の皮にでもするのだろうか??? もちろん私と夫もギロリ! とされ(人が良さそうだったからなのか?)運転免許証を見せたり、その霊園に先代猫キントキが眠っていることや霊園の管理料を滞納してないことなど、あれこれ説明してやっとのことでごんのすけをわが家に引き取ることができたのでした。ふーっ。キントキが引き合わせてくれた運命とはいえ、猫さらいではないことを証明するのはなかなか至難の業でございます。で、安心してもらうために、引き取った日からつけていた「ごんのすけの成長日記」と手紙を送ったところ、霊園の方も安心してくれたみたいでした。私たちが送った手紙は、その後「霊園便り」に掲載され記念の品として、このバスタオルをいただいたのでした。ごんのすけにとってはライナスの毛布でありわれわれにとっては怪しい人たちではないという証になります。
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